千木良デンタルクリニック

診療案内

当院では患者さんの全身状態、
お口の状態を確認後
大まかな治療方針を説明し、
同意をいただいた上で治療を進めます。

説明に時間を要する場合があるため、
診療は原則として予約制となっています。

また、矯正専門医、インプラント専門医、
小児歯科指導医との連携により、
安心・安全な歯科治療に努めています。

  • 一般歯科
  • 小児歯科(中学生まで)
  • 矯正歯科
  • インプラント
  • 摂食嚥下リハビリテーション
  • 障害児(者)診療
  • 訪問歯科診療

一般歯科

むし歯

歯を削ったり神経をとることはできるだけ最小限にとどめ、日々のメンテナンスのお手伝いをし、いつまでも自分の歯で健康に生活していただくことが目標です。

歯周病

・定期的に歯石・プラークをとる
・かみ合わせ、くいしばり、歯ぎしりのチェックをする
生活全般の歯周病の要因について、歯科衛生士が相談に応じています。
特に自分だけの手入れでは取り切れない汚れが歯石となり、歯周病を悪化させます。
患者さんによって周期は違いますが、状態のいい患者さんは半年に1回、状況が悪化しやすい患者さんは2カ月に1回のローテーションで、口のなかをケアしてゆくことをおすすめしています。

義歯

歯がなくなってしまった方へ、部分入れ歯や総入れ歯の対応をしています。

予防歯科

むし歯や歯周病にならないために、定期検診を受診するよう、お手紙を送り定期検診の受診を呼びかけています。口のなかの状況を知って、日常のメンテナンスに役立てられるよう、歯科衛生士とともに対応しています。

小児歯科(中学生まで)

『歯科治療は教育』
子どもさんの治療を行うにあたり、このような考え方で対応しています。

将来的に歯科医院に通院することがおっくうでなくなるように
医療スタッフと信頼関係が築けるように
高学年までには、一人で自分の状況を説明できるように
挨拶がきちんとできるように
自分の口の健康に関心が持てるように
健康な口で美味しく食べられるように

大人になるまでに、医療機関の受診を通してたくさんのことを学び、育ってほしいと願っています。
最初は上手にできず、泣いたり暴れたり…、でもそれは当たり前のこと。
まずは歯科医と子どもさん、そしてご家族が信頼関係を築くことが最優先です。
どうしたら今より上手にできるようになるのか、一緒に考え、少しずつステップアップしてきましょう。

乳幼児期はむし歯の有無にかかわらず、歯の状態や質、育児環境に応じて、年に3回程度の定期健診をおすすめします。
園や学校での歯科検診後の受診は当然ですが、基本は生活習慣を整えることを中心とした「予防」と「早期発見」「早期治療」です。

矯正歯科

歯並び、かみ合わせの不具合にも対応してします。最近は矯正器具もセラミック製の目立たない器具やマウスピースタイプの矯正方法が開発され、日常生活にも支障が少なくなってきています。

矯正相談

月に一度、矯正専門医による無料相談を行っています。治療時期、治療方針、費用などをお話しいたします。
また、矯正専門医への相談前に院長または副院長がご説明する場合もあります。お気軽にご相談ください。

治療期間

小学校入学前後から成人のケースまで、状況や方法によって1、2年から数年かかります。対応できない、手術が必要な場合は、ご希望によっては大学病院へ紹介いたします。

治療期間

保険外診療となります。平均で70万円前後です。詳細は専門医との相談で確認いただけます。

矯正治療は必要?

学校歯科検診は、むし歯をチェックするだけではありません。歯周病や歯並びについても、保護者に知らされるようになりました。それだけ歯並びの大切さが認識されるようになってきています。

インプラント

歯を失ってしまいかめない、入れ歯が合わなくてわずらわしいなどの方に対し、インプラント治療を取り入れています。
当院では、インプラント専門医を中心として症例検討会を実施し、厳しいガイドラインに沿って治療にあたっています。

治療の流れ

インプラント治療は一度の手術のみで終わるわけではなく、手術後の治癒期間、仮歯の作製など、いくつかのステップがあります。
しっかりとした手順を踏むことで安全性が高まります。
長く持たせるためには定期的な歯科衛生士のメンテナンスが必要で、当院ではその対応も行っています。

  1. 1

    診査・診断(レントゲン(パノラマ、CT)検査、内科的検査など)

  2. 2

    診断結果の説明、インフォームドコンセント(患者様の同意のもと治療開始)

  3. 3

    インプラント埋入手術、消毒・経過観察

  4. 4

    インプラント上部構造作成、完成

摂食嚥下リハビリテーション

うまく食べられない(摂食障害)、飲み込めない方(嚥下障害)にリハビリ指導を行っています。

発達障がい

先天性な障がいのある方々は、程度の差はあれ何らかの摂食嚥下障害を有する場合がほとんどです。
飲み込みに問題がある嚥下障害のケースは異常が見えやすいのですが、手づかみで口に押し込んでしまうケース、食べこぼしが多いケースなどは、見逃されてしまうことがしばしばです。

東北地方での発達障がいに対する摂食嚥下相談、リハビリテーションは実施施設が少ないこともあり、乳幼児期からの対応とその継続が難しく、症状の悪化を招く場合があります。
家族と関係の保険福祉事務所、通園・入園施設、病院、特別支援学校、卒後の通園・入園施設などの連携がとても大切です。
それらをつなぐパイプ役として当院の摂食嚥下リハビリテーションが活用されることを願っています。

中途障がい、高齢者

中途障がい、高齢の方の食事の問題もクローズアップされています。
「最期まで口から食べる」「口から食べられる時間を長くする」には、口の健康と口腔ケア、人とのかかわりが不可欠です。義歯やむし歯の治療と、口の形を整え、清潔にすることが摂食嚥下リハビリテーションの第一歩です。
それらに加え、食物形態の工夫や介助時の注意により、摂食嚥下機能障害が軽減するケースがたくさんあります。

摂食嚥下リハビリテーションは保険適用の診療です。お気軽にご相談ください。

冊子の紹介

冊子の紹介

摂食ルーム

摂食ルーム

障害児(者)診療

障害者歯科治療は小児歯科に通じるところがあります。
障害の程度や種類によって、専門的にはいろいろな方法があります。一概には言えませんが、どんなに障害の重い方であっても信頼関係の構築を基本に対応しています。
小さいときから頻繁に通って少しずつ慣れてもらう、
小さなステップのクリアをともに喜びながら子どもたちの成長を待つ、
など患者さんとご家族の5年後10年後を考えながら対応しています。

重い障害の患者さんが時間をかけて書いてくださいました

障害を持つ子どもさんは、痛いときに突然来院しても治療するのはとても困難です。子どもさんにも多くの負担を強いて歯医者は2度と行きたくない場所になってしまいます。そうならないように対応していくことがとても大事です。
そのために長い期間歯科に慣れるためのトレーニングを行うことが必要となり、初めのうちは教科書的な治療はできないかもしれません。
そんな中でも障害者歯科学会専門医として、地域で障害を持っている方がストレスなく治療を受けられる環境を整えたいという思いを第一に考えています。信頼関係構築より先に抑制治療を優先するような対応は厳に避けるようにしています。

今すぐ、抑制しても治療を望まれる患者さんには、大学病院等の三次医療機関をご紹介いたします。

訪問歯科診療

ご自宅や施設に伺い、歯科治療や口腔ケアを行う訪問歯科診療を行っております。
要介護の高齢者では、歯科医院に通院したくてもできない方が、たくさんいらっしゃいます。
そんな患者さんのご要望にお応えするために、ご自宅や施設に伺い、歯科治療や口腔ケアを行うのが訪問歯科診療です。
訪問歯科治療の対象者は歯科医師が医院への外来通院が困難と判断した方に限られます。

1. むし歯、歯周病の治療、予防
2. 義歯の作製、修理、調整
3. 口腔ケアで感染症予防、誤嚥性肺炎の予防
4. 摂食嚥下リハビリテーション

費用

医療保険、介護保険で対応できます。
詳細に関しては、お問い合わせください。

訪問エリア

訪問歯科診療を行えるエリアは、当院を中心とした半径16キロが訪問可能エリアとなります。